鉄道模型(Nゲージ/ジオラマ)用語辞典

鉄道模型 用語辞典

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ABC~行

【ABS樹脂】(Acrylonitrile Butadiene Styrene)
アクリロニトリル・ブタジエン・スチレンの略。
プラモデルなどに用いられているスチロール樹脂に比べて耐衝撃性・柔軟性に強く、TOMIXやKATOなど多くのメーカーの完成品で用いられている合成樹脂。

【ASSYパーツ】
KATOが製品に使われる部品を関連したパーツごとに組み立てた状態で販売しているもの。修理・改造用としての人気が高い。

【Bトレインショーティー】
バンダイが展開しているNゲージサイズのデフォルメ車両シリーズ。
車体断面はNゲージと同じ1/150で、全長のみ60㎜クラスに短縮。
主に組立キット形式で販売されており、KATOからこれに対応する動力ユニット・台車が発売されていて、これを使ってNゲージ車両として走行させることも可能である。

【DCC】(Digital Command control)
デジタル信号をレールに流して車両やポイントなどに直接命令を送って制御する鉄道模型の制御方式。
デコーダという部品の小型化により最近はNゲージにも導入可能となった。
従来の方式では難しかった高度な運転を楽しむことができる。
現在KATOがDigitrax社製品の輸入販売を行っている。

【FRP】(Fiber Reinforced Plastics)
ガラス繊維を入れて強度を高めたプラスティック素材。
複雑な曲面の表現や軽量性に優れており、実物の鉄道車両でも前面廻りなどに使用されている。

【GM】(GreenMax)
Nゲージメーカーであるグリーンマックスを略してこう呼ぶことが多い。
同社の販売する組立式キットには根強いファンが多い。

【Hゴム】
実車の窓ガラスと車体の固定などに使用されるゴムのこと。語源は断面形状がH型になっていることに由来する。

【KATOカプラー】
KATOが独自に開発したカプラーのシリーズ。
大きく分けて自動連結器を模した形状のKATOカプラーNと密着連結器似た形状のKATOカプラー密連型の2種類があり、従来のアーノルトカプラーに比べて連結面間隔が小さくなる点と連結器自体が小型・リアル化されて外観が向上する点が特徴。
最近の製品では標準装備している車両も多い。

【LED】(Light Emitting Diode)
光ダイオードの略称。片方向にのみ電流が流れる半導体素子で、その際に発光するのが特徴。
電球などに比べて電力消費量が格段に小さい。
実物の鉄道では行先表示など各種表示に、鉄道模型ではヘッド・テールライトや室内灯の光源として使用が広がっている。

【M車】
動力車。

【M'Mユニット】
走行に必要な機器類を2輌の電動車に分散することでコストダウンと性能向上を図る方式で、新性能電車によく見られる。
例えばモハ484+モハ485など。

【T車】
トレーラー車。

【TNカプラー】
TOMIXが独自に開発した連結器シリーズ。
密連型、密着自動連結器型など実車に合わせて様々な形態のものが選択でき、特に伸縮機能付きで外観もリアルなボディマウント式は絶大な人気を誇る。
一部の自社製品の他、MODEMOやGMなど他社製品でも標準装備されている。

【VVVF】(Variable Voltage Variable Frequency)
1980年代末期から鉄道車両で採用されているモーターの制御方式の一つ。
電圧・周波数を変化させることでモーターの回転数をコントロールする

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