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【サンドペーパー】(sandpaper)
紙やすり。
模型では単にペーパーと呼ぶことが多い。
紙に粒子状の研磨剤を付着させたもので、様々な目の粗さ・細かさのものが発売されている。
【シーナリー】(scenery)
鉄道模型の世界では鉄道路線の風景を意味する言葉で、特に山や川、草原など自然物を指すことが多い。
【ジオラマ】(diorama)
ベース台の上に地形、道路、建物、フィギュアなどを配置して風景の一部を切り取って再現した情景模型。
鉄道模型では得に走行を前提してとしていないものを指して呼ぶことが多い。
【室内灯】
Nゲージでは客室内の照明を再現するために組み込む照明ユニットを意味する。
ほとんどの車両はオプションパーツとして販売されているものをユーザーが取り付ける形となっているが、一部に取り付け済みの状態で販売されている製品もある。
【下廻り】
床板、床下機器、台車、スカートなどをまとめて呼ぶのに使う言葉。
走行装置.だけを指して使われる場合もある。
【下枠交差型パンタグラフ】
菱形の一般的な形状のものと異なり、下側半分を交差させた形状のパンタグラフ。
設置スペースを小さくするメリットがある。
【地面】
鉄道模型では車両模型に対し、ジオラマ、レイアウトなどシーナリーが表現された情景模型を指して呼ぶ場合に用いられる。
【車両セット】
複数の車両を一まとめにした状態で販売している商品。
新幹線など編成単位で運転されている車両を購入するのに便利な販売形態である。
【車輪】
車両がレールと接する円盤状の部品。
レール上を転がることで摩擦を小さくし、大重量の鉄道車両を動かすことを可能としている。
鉄道模型ではライトや動力のエネルギー源である電気が車輪を通して流れており、快適な運転のためには常にキレイにしておく必要がある。
【集電板】
鉄道模型で電気をライトやモーターへ伝えるための金属部品。
主に板状のものを指すが、製品によっては線状・スプリング状のものも存在する。
【瞬間接着剤】
シアノアクリレート系接着剤。硬化時間が非常に速く、強い接着力を持つ。
ただし、接着部分の周囲を白化させる場合があるので完成品を取り付ける用途などには向いていない。
【蒸気機関車】
石炭や重油などを燃焼させて水を加熱し、発生する水蒸気の圧力を動力源として稼動する機関車。
鉄道誕生以来長く用いられてきたが。日本では一部の保存車両を除き営業運転からは退いている。
【常点灯】
Nゲージ車両のライトを停車中でも点灯させ、スピードにより明るさがほとんど変化させないようにすること。
一昔前では難しい技術であったが、現在は各メーカーが工夫を凝らして実現している。
【シングルアーム式パンタグラフ】
昇降部分が一本の太いアーム状になっているパンタグラフ。
コスト面や降雪時対策として近年の車両で多用されている。
【信号炎管】
列車の運転室の屋上に設置された発炎筒で、運転士が非常事態を発見した時に対向・後続の列車に停止信号を送るために用いられる。
Nゲージではユーザー取り付けパーツとして車両に付属することが多い。
【伸縮式カプラー】
Nゲージ編成の外観を実車に近づけるため、直線上では連結面間隔を狭め、曲線状のみ車体同士の干渉を避けるため広がる機能を持つ連結器。
【真鍮】
模型工作でよく用いられる銅と亜鉛の合金。
鈍い金色でほどよい硬さのため工作しやすい金属素材である。
【真鍮キット】
真鍮を素材として用いたキット。
エッチングによってディティール表現された状態で販売されていることが多い。
生産数や表現上の理由からプラスティックでの製造がそぐわない車種などの製品化でよく用いられる。
【スカート】(skirt)
鉄道では先頭車の前面下部、連結器廻りに設けられたカバーのことを指す。
【スケール】(scale)
実物に対する模型の大きさの縮尺。
日本のNゲージでは在来線などで採用されている1/150が主流。
新幹線や外国型では1/160が用いられている。
【スタートセット】(start set)
スタートキットとも呼ぶ。車両、レール、パワーパックなど鉄道模型を始めるのに最低限必要なアイテムをセレクトしてセットにしたもの。
TOMIXのベーシックセットやKATOのスターターセットなどが代表例。
【スチロール樹脂】(styrol)
プラモデルやGMキットなどで用いられているプラスティック、つまりポリスチレンを意味することが多い。
【ステッカー】
紙や、フィルムに文字・模様を印刷し、予め裏面に貼り付け用の粘着剤を塗布したもの。
Nゲージではヘッドマークや行先表示を表現するためのものが車両に付属している場合が多い。
【ステンレス】
耐食性の高いクロム鋼。
鉄道車両においては塗装を省略できるため、現在では軽量化・コスト削減を目的に新型車量の多くが車体にステンレスを使用している。
Nゲージでも車体キットやグレードアップパーツの材料として使われている場合がある。
【ストラクチャー】(structure)
鉄道模型の世界では駅や、住宅、商店など構造物全般を指す。
【スノープラウ】(snow plow)
雪国を走る車両などに設けられている車両前面下部の排雪装置。
スノープロウと表記される場合も多い。
【前面】
電車・気動車・機関車で編成の先頭となる部分。
多くに場合運転台やヘッド・テールライトを備える。車両のイメージを左右する部分でもある。
【先頭車】
電車・気動車で運転台を備える編成の先頭となる車両。
【増結セット】
別項の基本セットに追加して実物通りの編成を再現するための車両を一まとめにしたもの。
【側面】
車体の左右両側。プラキットの部品単位から側板(がわいた)と呼ばれることも多い。
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